個別指導方式のデメリット

一緒に頑張る友だちがいない

個別指導方式では、生徒1人ひとりの学習進度に合わせてきめ細やかなカリキュラムが組めるという特長があります。分からないところを重点的に教えてくれるため、分からないままに進んでいくことを防げるでしょう。苦手教科ほど個別指導方式はメリットが大きいように思えますが、デメリットも存在します。それは、「個別」指導であることです。

個別指導では、生徒1人に対して先生1人という方式が採用されていることが多く、基本的に集団で一斉に行う授業のように一緒に学ぶ生徒はいません。友だちと通っていたとしても、それぞれ取り組む問題は異なります。そのため、切磋琢磨して高め合うライバルができません。また、ライバルがいることでモチベーションが高められることも多いですが、ほぼ1人で集中して勉強に取り組む必要があるため、一緒に学ぶ友だちからの刺激も少なく、モチベーションの維持が難しいというデメリットが挙げられます。

個別対応が裏目に出ることも

個別指導は、個別対応ならではの柔軟性の高さが魅力ですが、デメリットともなりえます。生徒の学習進度に合わせて勉強できるものの、時間割があらかじめ決められている集団指導の塾とは異なり、個別指導では自分の好きな時間に受講できるため、学習習慣が身につきにくいというデメリットがあります。授業の変更も可能なため、学習リズムが変動的になりやすいのです。また、個別指導ならではの生徒のレベルに合わせた授業もまた、進度が遅くなるというデメリットをはらんでいます。しっかりと理解するために時間をかけて指導をしてもらえるのはメリットといえますが、同時にテストや受験を見据えた進度について気に掛けてもらう必要があるでしょう。

受験生なら、夏休み終了後に行われるテストでは、できるだけ高得点を取っておきたいものです。夏期講習では、弱点の克服や定着させるための反復練習なども含め、効率良く総復習することができます。